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ピアスタッフに期待されること 利用者の気持ちに寄り添ったサポートをすること

目次

ピアスタッフに期待されること

精神科ピアスタッフとは、精神健康において困難に陥った経験があるという意味で、利用者にとってのピア(仲間)であるスタッフのことです。

ピアスタッフは、精神保健福祉サービスに携わってきた専門職だけでは持てなかった視点をもたらす存在として期待されています。

自身の困難の経験があること、その経験があることで利用者の体験や気持ちを理解しやすいことが特徴であり、強みであると考えられます。

ピアスタッフが働く場で、その経験を活かす機会のない職務もたくさんあると思いますが、ピアスタッフの特徴を活かした職務としては、2点が考えられます。
①利用者の気持ちに寄り添ったサポートをすること
⓶利用者の気持ちについて、共に働く専門職に伝えること

利用者の気持ちに寄り添ったサポートをすること

ピアスタッフの場合には、自身の困難の経験に照らし合わせながら、利用者の気持ちを想像し、利用者に寄り添うことを期待されているのではないでしょうか。

痛みの経験のある人は、同じ痛みではないにしても、そのような痛みがあることが暮らしに影響を及ぼすことを想像できます。そして、その痛みについて一番わかるのは本人であることを知っています。

このように、経験のない人には想像がなかなか及ばないことを、自身の経験に照らし合わせながら想像することができる。そしてその感覚を一番わかっているのは本人であり、本人に聞くことが大事であるということを知っているというのが、ピアスタッフの強みであると思います。

わかること、想像できることで可能になること

ある痛みを経験している人にとっては、その痛みがあることが分かってもらえるだけでも、気持ちが救われることがあります。

ピアスタッフであれば、その痛みがあることによる影響まで想像できる可能性が高くなります。そのような想像ができると、本人の気持ちに寄り添ったサポートを提案しやすくなったりします。

痛み以外でも、薬の副作用や、社会との関係などについて、実際にどのようなことに困るのか、どんな気持ちになるのかを想像できるピアスタッフは、利用者に寄り添ったサポートを提供できるのではないかと期待されています。

利用者の気持ちについて、共に働く専門職に伝えること

ピアスタッフから、共に働く専門職に、利用者の感じやすい気持ちや、どんなことを本人に聞いていたらいいかなどを伝えることができると、専門職の理解が深まり、利用者に寄り添ったサポートが、専門職側からも提供しやすくなります。

専門職が見落としがちなことや、理解が追い付いていないことを言葉にして伝えることで、専門職の理解が深まり、よりよいサポートを提供できるチームとなっていく可能性が高まります。

精神健康の困難やそれに伴う暮らしの困難について、そしてできそうな工夫について、その経験がない人にもわかるように伝えることは、ピアスタッフに期待される重要な役割です。

 

 

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