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ピアスタッフの多様な働き方 ピアスタッフは「経験語りの専門家」

目次

ピアスタッフの多様化

現在では、ピアスタッフは多様な働き方をしています。

福祉事業所で日常支援や相談業務を主に働くピアスタッフ、地域移行支援として精神科病院への訪問などを仕事にするピアスタッフ。

公的機関では、電話相談事業などのピアスタッフ、他にもインフォーマルなピアサポートグループや、自助グループを主催するピアスタッフ。

講演活動やワークショップを中心に活躍したり、執筆活動やSNSなどのメディアを通じて情報発信を行ったり、フリーで活動するようなピアスタッフもいます。

福祉事業所でのピアスタッフ

ピアサポーターの活用という文言が福祉の法律にも明記されるようになりました。

しかし、報酬で言うと、精神保健福祉士・社会福祉士などの国家資格者を配置すると入る報酬が、ピアスタッフの場合はまだありません。

何らかの報酬が加算されれば、ピアスタッフが働く門戸はさらに開かれると思います。

ピアスタッフ雇用にはまだまだ制度が追い付いていないのが福祉制度の現状です。

そんな現状の中で、「ピアスタッフ」は必要だと感じている福祉法人や福祉事業所が、有志的に生活支援員や職業指導員という肩書で、ピアスタッフの働く場を創出しています。

現状では、健常者の支援員を配置すべき枠を活用してピアスタッフが働く、という形をとっている事業所が多いということです。

ピアスタッフの形

「情報公開型ピアスタッフ」

ピアスタッフであるということを事業所で明示して働くタイプです。

利用者にも、同じ障害を持っているピアスタッフという仕事をしている者ですということを伝え、現場で働くタイプです。

「場面活用型ピアスタッフ」

ピアスタッフであるとはっきり言わないが、おのずと当事者である経験が活用されているタイプです。

その場その場で情報を活用しながら働くタイプで、管理者のみがピアスタッフであることを知っているパターンもよくあります。

まとめ

ナラティブアプローチ、オープンダイアローグ、当事者研究など、「語り」を治療や支援の糸口に活用する方法の台頭も注目されています。

ピアスタッフは「経験語りの専門家」でもあるので、「語り」を誘発させるようなピアサポートも、今後注目されるのではないでしょうか。

よく言われる「傾聴=ピアスタッフ」よりも、病気の経験や、リカバリーストーリーを語るようなピアスタッフが注目される時代になってきているかもしれません。

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